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開発前に知っておきたい『アプリ検証サービス』とは?導入事例とともに解説

リリース前は期待値が大きかったのに、いざリリースが始まるとすぐに不具合発覚で長期メンテナンスに入る。評価や人気が急落するアプリの典型例です。

ここでは、アプリ評価にも関わるアプリ検証サービスについて、実例とともにその必要性をご紹介します。

アプリ検証サービスとは

アプリ検証サービスとは何でしょうか。スマートフォン用アプリの動作になんらかの問題が起こっていないかを検証するサービスです。リリース前のチェックだけではなく、リリース後に定期的に検証と報告を受けられるタイプのサービスもあります。

・アプリ自体に問題はないか
・最新機種やOSに問題なく対応できているか
・特定の機種のみに起こる不具合の確認

アプリ検証サービスの基本的な内容は、この3点を中心にした動作確認です。

検証はリリース前、リリース直後、対応OSやアプリ自体のアップデート時など、ひとつのアプリに何度も必要となるものです。そのため、自社で検証し続けるのは非常に工数がかかってしまいます。

また、毎年多くのスマホの機種やOSのアップデートがある業界事情も影響し、最新機種やOSのチェックが容易にできない企業も少なくなりません。アプリごとの開発スパンも年々短くなり、今や自社で企画、開発、検証のすべてをまかなえる企業はごく一部です。

アプリ検証サービスは、リリース前や直後にきちんと動作しているかなどといったアプリそのもののチェックの他、最新機種やOSに対応できているかも該当機種で検証します。

リリース後にユーザーの報告やストアのレビューで判明する不具合の確認にも、検証サービスが役立ちます。報告された機種やOSのスマホを開発業者側が所持していれば良いのですが、すべての端末を開発業者が用意するのは困難です。特定の機種や条件が原因となる不具合の場合、該当端末による確認は欠かせません。検証サービスを利用することでこれらの問題を解消し、スピーディーな不具合の特定につながります。

どういった時に利用する?アプリ検証シーン

アプリ開発をはじめて依頼するのであれば、リリース後にどのような問題が起こりやすいか、どのような対策が必要かを知っておかなければなりません。

リリース後に起こりやすいトラブルを想定したアプリ検証サービスが行う検証内容を具体的にあげると、以下のようなテストです。

・リリース前の操作性や性能などの検証
・仕様書どおりの動作となるか確認
・システム全体の動作や不具合の検証
・最新OSへの対応の可否をチェック
・新OSリリース後の旧OSへの対応可否も確認
・あらゆる機種ごとに不具合の洗い出し
・オンラインとオフラインの切り替え動作確認
・移動時や混雑している場所など日常シーンごとの検証

アプリ自体の性能や操作性といったユーザー目線の検証も行えます。仕様書どおりに動くか、一件問題なさそうに見える動作に不具合は潜んでいないかなど、システム面をこまかくチェックします。

OSや機種の新タイプがリリースされる時期に起こりやすいのが、一方のOSでは問題がないのに、もう一方のOSでは操作できないというトラブルです。新OSや機種だけに起こることではないため、旧タイプのOSを搭載した端末や旧式の機種によるチェックも必要です。

電波の届かない場所に入ったり、一時的にオフライン状態になったりした場合の切り替えや動作の不具合を確認します。その他、位置情報を利用するアプリでは移動時の認識もテストします。アプリによっては、混雑する電車内や駅、ライブなどのイベント会場といった人や電波が多く集まる場所でのフィールドチェックも重要です。

アプリ検証サービスでは、自社で行うにはスケジュールや予算的に難しいような時間のかかるテストを依頼できます。結果的に工数削減や予算を抑えるメリットも生まれます。

アプリ検証の導入事例

実際にアプリ検証サービスを導入した企業の事例をご紹介します。数ある事例のうちのごく一部ですが、それぞれ業界やアプリの特徴が出る検証内容となりました。

株式会社エンタテインメントプラスのe+(イープラス)アプリ

チケットの事前予約抽選でおなじみのe+(イープラス)が、アプリ版をリリース。チケットの発売予定日を書き込めるカレンダー機能やお気に入りのアーティストを登録しておける機能など、利用者が自分らしく使える点が人気です。

アプリ検証サービスでは、先にリリースしたiPhone向けアプリをAndroid向けにリリースするため、こまかいシステム調整や動作確認を利用しました。iPhoneと違い機種やキャリアごとの差異が出やすいAndroidだからこそ、検証サービスによる機種検証テストが役立ったのです。

ネットスター株式会社のビジネスブラウザアプリ

これはiPhoneなどのiOS端末やAndroid端末向けのブラウザアプリにクラウドサービスプラットフォームを組み合わせたビジネスシーンで活躍するフィルタリングサービスです。標準テストや固有テストによる動作確認やセキュリティ面の確認に加え、複数の機器やOSバージョンによる検証サービスが必須のアプリです。

ここで例に挙げたものは2社のみですが、複数のOSで互換性を出す必要のあるアプリなどは、OSや機種ごとの検証サービスが欠かせません。カメラアプリや電子書籍アプリなど、操作性が強く求められるものも同様です。

アプリ検証サービスは、今や当たり前のものとなりました。アプリの開発スパンが短くなったこと、スマホ端末の機種やOSのリリース、バージョンアップが毎年起こっていることから、自社で開発から検証まで行うことが難しくなったのです。

こちらで紹介したように、リリース前だけではなくリリース後やOSのアップデートなど、アプリの検証サービスが必要となる場面は複数あります。アプリ開発を計画する前に、第三者によるアプリ検証の必要性についても理解しておきましょう。

 

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