「デジタルマーケティングがなんで必要なの?」
「今までのマーケティングではダメな理由が知りたい」
そんな方に向けて今回は、デジタルマーケティングが求められている理由を解説します。
デジタルの世界がわからなければ、これからのマーケティングは上手くいかない
今や、どの業界にとってもデジタル化は必須です。
過去のマーケティングといえば、テレビ、ラジオCMや新聞の広告などが一般的でした。
すでに存在している大きなメディアの広告枠を買って宣伝していました。
今でも、一部の大企業はテレビや新聞を使った上記のようなマスマーケティング を行っていますが、それは大企業だからできる手法であり、中小企業には到底できることではありません。
そして、その手法もいずれ使えなくなっていくでしょう。
なぜ、アナログなマーケティングが失敗するのか?
1:情報が選べる社会になった
2:生活パターンの多様化
3:趣味趣向の多様化
まず、スマホやインターネットの進歩と普及によって、誰もがあらゆる情報に触れることができるようになりました。
それに伴って、みんな同じ生き方、みんな同じ趣味を選択しなくて、自分にあった情報だけを取り入れ、自分にあった生活や趣味を簡単に選べるようになりました。
そんなデジタル時代のマーケティングでは、全ての人に同じ宣伝を打ち出すのでは、効果が低く、コストが高いマーケティング施策になります。
みんなに向けた情報ではなく、あなたに向けた情報が好まれる。それが今の時代です。
『あなたに向けた情報』を潜在顧客ごとに伝えることができるのが、デジタルの強みであり、今後のマーケティングで重要視されることです。
今ある主要なデジタルマーケティング
SEO(Search Engine Optimization)
検索エンジン最適化と訳されるもので。検索エンジンの検索結果の順位を上げ自社のWebサイトのアクセス数を伸ばすことを目的として行います。
アメリカのInternet Marketing Ninjas社の2017年の調査で、Googleの検索結果で1番上に表示されているページへのアクセス率は約20%に対して、10番目に表示されているページは約1.5%ほどしかアクセスされていないそうです。
同じ画面にあっても1番目と10番目では、全くアクセス数が違います。
アクセス数を増加させることで、問合せや成約数を増やすことを目指します。
SMM(Social Media Marketing)
ソーシャルメディア(主にSNS)を活用したマーケティング手法で、FacebookやTwitter、Instagramの投稿によって自社の商品やサービスの認知度を高めたり、購買に繋げたりする手法です。
ユーザーとの距離が近く、比較的安価に運用できる、という点から多くの企業が実施しています。
SEOやSMM以外にもIOTやAIを使ったサービスも次々に登場してきており、注目していないと置いていかれるくらい速いスピードで、マーケティングの世界は変わり続けています。
今後求められるデジタルマーケティング
今後、どんな企業にも求められるデジタルマーケティングですが、具体的にはどんなマーケティングが求められるのかを解説します。
特に、飲食店や小売店などは今後ではなく「今」求められているマーケティングになるでしょう。
1:人との関わり・コミュニケーション
2:機械学習や統計
3:価値あるコンテンツや企画
人との関わり・コミュニケーション
いくらAIが進歩しようと、人間のようなコミュニケーション能力を獲得するのは、遥か先の未来でしょう。生きているうちにはそんなAIには出会える可能性は非常に低いです。
他者との連携や意見交換、交渉をするときは、やはり人間力が必要になります。
人は、相手に好意を持っているかどうかで、商品やサービスを購入するかという判断を行う場合がほとんどです。
多くの人は、まず感情で商品の購入を決めたから後で買ったことに理由付けを行います。
参考は「影響力の武器」
好意を持たれることが、購入を決定付ける要素になるので、人との関わりやコミュニケーションを大事にすること今までもこれからも非常に重要です。
機械学習や統計
現在、IoTやAIの技術は急速に進歩しており、近い将来どんな会社でもこれらの技術を利用することができるような環境が整うでしょう。
そうなれば、いかに顧客情報を管理しそれを扱うかという点が非常に重要になってきます。
管理した顧客情報から、その顧客にあった情報を提供する。(レコメンド)
これからは、顧客ごとに合わせた情報を提供するための機械学習や統計を扱う能力が重要視されるでしょう。
価値あるコンテンツや企画
AIに作れないもの、それは良質なコンテンツです。
短い小説や画像を掛け合わせた絵なら今のAIでも作れるそうですが、商業用のコンテンツとしては使えるレベルにはありません。
コンテンツは人を動かし、自然に購買につなげる力があります。
そんなコンテンツを生み出す企画力は、今後必要になるでしょう。
また、優れたマーケティテング施策も企画力がものを言います。
そういった意味では、コンテンツや企画の力は非常に重要です。
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