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企業がIoTのプラットフォームとなるアプリ開発で押さえたいポイント

IoTの進化によって私たちの生活は日々便利になっています。そんなIoTのプラットフォームとなるアプリ開発を企業はどのように進めればいいのでしょうか。基本を踏まえながら提案依頼書の作成方法やアプリ開発の事例を紹介します。

IoTアプリ開発の基本情報

IoTとは「Internet of Things」の略で、直訳すると「モノ(物)のインターネット」です。かつてインターネットといえばパソコンやスマートフォンのような情報端末で利用するものでした。IoTでは機械や白物家電など「モノ」がインターネットにつながり、情報のやり取りをします。

情報のやり取りができるようになると様々な問題を解決できるようになります。IoTではモノに搭載されたセンサーが周囲の情報を集め、それを無線機器からインターネットを介してクラウド上のサーバーに送ります。蓄積された情報を分析し、その結果に基づいて何らかの指示を出すまでが一連の流れです。

例えば留守をしている間にペットのエサが空っぽになったら、モノはその状態を感知してクラウドに送ります。クラウドから指示を出してモノがエサを与えたらペットは食べられるようになります。さらにエサの減り方を分析すれば次に購入するタイミングを知らせたり、ペットの体調管理もできたりするでしょう。

この場合、IoTの活用によって常に人はいる必要がなく、無駄にエサをストックすることもなくなります。製造や物流、小売、農業、医療などの現場でも同じで、IoTは業務の効率化に貢献しているのです。もちろん人がデータを受け取ったり指示を出したりすることもできます。それを分かりやすく実現するのがIoTのアプリ開発に課せられた使命です。

IoTアプリを開発するには

自社でIoTのアプリ開発ができなければ、ソフトウェア会社をはじめとする外部に委託しなければいけません。その際にアプリを開発する目的や盛り込みたい機能、要件や条件を伝えるのが「提案依頼書」です。ソフトウェア会社は提案依頼書を元に具体的な提案と見積を行います。

提案依頼書でソフトウェア会社にアプリ開発の意向を伝えるのは難しいものです。特に依頼する側がIoTやアプリに疎くて専門的な知識にも乏しい場合は、漠然としたイメージでしか伝わらない場合があります。箇条書きだけになっているとなおさらです。その結果、完成したアプリが期待と違うものになって使えなかったり公開できなかったりします。

提案依頼書に最低限盛り込みたいのはシステムの全体像やサービスの内容、アプリの目的や方針です。さらに必要な機能を可能な限り具体的に説明します。せめて画面や操作のイメージなどを図にしておくと分かりやすくなるはずです。もし自社だけで思いつかない場合は、課題にしてソフトウェア会社に考えてもらいましょう。もちろん予算や完成までのスケジュールも忘れてはいけません。

ITコーディネーター協会のホームページでは、こうした提案依頼書(RFP)の見本をpdfファイルで公開しています。

スケジュールや役割分担などについてはサービス品質合意書(SLA)で共有します。

できれば提案依頼書以外にも、ソフトウェア会社と情報を共有できる機会が欲しいものです。例えばソフトウェア会社にアプリを使う現場を見てもらうのも効果的です。また一度にすべてを完成させるのではなく、公開してから動作の安定を確認した上で徐々に機能を追加していくほうが大きな行き違いを防げるでしょう。

IoTアプリ開発の事例

では実際にどのようなIoTのアプリ開発が行われ、公開されているか事例を見てみましょう。

薬の服用を見守る imedipac

病院で処方された薬は決まったタイミングで決まった量を服用してこそ効果を発揮します。けれども高齢者のように種類が多くなると飲み忘れが多く、管理も面倒になるものです。そこでフランスのメディッシモ社ではピルケースをIoT化して薬の服用を見守れるようになりました。

服用したときはもちろん、一定期間服用が無いとアプリを通してアラートが家族や病院に通知される仕組みです。最近では薬自体に体内で溶けるセンサーを搭載する開発も進められています。

ポットで安否を確認する みまもりホットライン

高齢の家族と離れて暮らしていると安否が気になりますが、パソコンやスマートフォンを使わせて確認するのは操作方法を覚えるのが大変です。そこで高齢者がよく使うポットにセンサーと無線機能を内蔵して、操作状況を離れたところに住む家族にEメールで知らせてくれるのが象印の「みまもりポット」です。NTTDoCoMoの電波が届くところならどこでも使えます。

排卵日を予測してくれる 婦人用電子体温計

妊娠するためには毎日基礎体温を計り、排卵日を予測するのが重要です。一方で手間もかかります。それを手軽にしたのがオムロンの婦人用電子体温計です。測定時間をわずか10秒程度と短くしたほか、取得したデータをBluetoothやNFCを使って簡単にスマートフォンへ転送できます。スマートフォン上のアプリでは受け取った基礎体温をグラフ化するだけでなく、排卵日まで予測してくれます。月経のスケジュール管理も可能です。

スマートフォンで把握できる防犯システム スマ@ホーム

カメラやセンサーが感知した情報をスマートフォンのアプリで知らせてくれるシステムです。カメラやセンサーの情報はホームユニットに集められ、そこからインターネットを通してスマートフォンに送られます。留守中や睡眠中、目が届きづらい場所の防犯になるのはもちろん、子どもや高齢者の見守りにもなります。カメラとスマートフォンの間では会話も可能です。

IoTを導入すれば物事が効率化され人の負担も軽減します。一連の操作は自動で行われるので利用者はインターネットを意識する必要はありません。誰でも簡単に使えるのが強みです。それを実現するのはアプリ開発の役目です。外部に委託する場合は行き違いがないように分かりやすい提案依頼書を作りましょう。

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