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販促アプリの事例を紹介 ~O2Oマーケティングをファッション業界でも~

O2Oマーケティングとその動向

O2Oマーケティングは、ネット上(オンライン)から実地(オフライン)での行動を促す施策のことです。マーケティングとしては比較的新しい手法ながら、大手企業やブランドが積極的に採用していることから、注目が集まっています。O2Oとは「Online to Offline」の略で、商品販売やサービス提供の現場では専ら「店頭での購買(利用)に繋げる、Web上での誘致活動」のことを指しています。

また、現代では、ショールーミングという実店舗のユーザーがネットでの購買に流れてしまう現象が広まっています。この過程で、価格比較サイトなどを利用したユーザーが競合他店に流れてしまうこともあります。これを防ぐため、販売業界を中心にユーザーが競合へ流出する前に自社ECサイトへ誘導するO2O(Offline to Online)の必要性も高まっており、「Online to Offline」/「Offline to Online」の両側面から捉えることが重要視されています。

O2Oマーケティングと同様の概念を持つ施策に、オムニチャネルというものがあります。これは「購買に関する全ての接点の垣根をなくす」ことを目的とした試みです。O2Oマーケティングが「ネットでも、リアルでも」を目標とするなら、オムニチャネルは「スマホでも、パソコンでも、店舗でも、カタログでも、どこでも」を目指す施策です。O2Oマーケティングは広義的に見て、オムニチャネルの一環と言えるでしょう。

2016年以降、O2Oを基軸とした新たなサービスも展開されています。「ロケーション・インテリジェンス」は、ユーザーの位置情報と他のデータを組み合わせて分析、活用するサービスです。自社店舗近くに滞在しているユーザーに対して「その場限定」のクーポンをプレゼントして集客に繋げるなど、販促に繋がる機能も多くの企業に取り入れられています。

また、世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor®」で実際に搭載されている新機能「トラベル タイムライン」では、GPSとモーションセンサー機能でユーザーの旅の行程を自動で記録。さらに、訪れたレストランや観光地、ホテルも自動登録し、後日、ユーザーに訪れた場所の評価や口コミを投稿してもらうことができます。

この他、飲食店でアプリを使って店員を呼ぶことなく注文が可能なサービス、売り場への経路を案内するアプリなど、オンラインとオフラインの連携が、次世代の商業戦略の鍵となっています。

ファッション業界でのO2Oマーケティングの事例を紹介

ファッション業界でも、O2Oを用いたマーケティング戦略が次世代攻略の鍵として注目されています。アメリカ最大の百貨店チェーンを展開する「メイシーズ」では、店内で商品のバーコードをスキャンすることで、商品の在庫状況やレビュー、おすすめ商品などを検索可能な試着室を導入。ワンタッチで販売員と連絡が取れる機能も搭載しています。

「メイシーズ」ではさらに、店舗内での買い物をサポートするオリジナルデバイスの開発にも着手しており、このデバイスを用いてオンラインで注文した商品が受け取れるサービスや、ファッションのアドバイスやおすすめ商品を探すサービスも提供していく予定だと言います。

また、アメリカを代表するリテーラー「ノードストローム」では、試着室に情報交換型タッチスクリーンを設置。バーコードをスキャンすることで商品を認識し、違う色やサイズの在庫を確認することができます。試着や試着後の購入もタッチスクリーンを操作するだけで完結できるため、気兼ねなく試着を楽しむことが可能です。

この他、有名ブランド「REBECCA MINKOFF」の専門店に導入された未来型ミラーでは、試着履歴の保存、フィッティングルームの照明変更が行えるものなども登場しています。

アパレルアプリの活用術~実店舗がある場合、ない場合も~

昨今、アパレル業界が自社ブランドの専用アプリを導入するケースが多くなってきました。先駆けとなったのは「UNIQLO」「GU」を展開するファーストリテイリング社、GAPなどの大手企業でした。現在では、「ジーンズメイト」「無印良品」など、名だたる企業の多くが自社アプリをリリースしています。アパレル業界におけるアプリマーケティングは、主に「O2O系アプリ」「オムニチャネルアプリ」の二種類に分かれます。ネットとリアルの導線をつなぐ「O2O系アプリ」では、オンラインで見た情報や獲得したクーポンなどをきっかけとして実店舗へ集客し購買に繋げるのに対し、「オムニチャネル系アプリ」ではユーザーの生活スタイルに合わせて様々な購入方法、受け取り方法を選択できるシステムを構築しています。

例えば、「UNIQLO」ではアプリ利用者に限定したセールのお知らせ(デジタルチラシ)や、アプリによる店頭割引クーポンの配布を行っている他、店舗ごとの在庫状況の照会や取り置き(店舗レジ払い)・好きな場所で商品を受け取れるサービスなどを展開しています。

また、「GAP Japan」ではメンバーシップ制度を導入していますが、公式アプリがそのまま会員証の役割を果たしています。アプリをダウンロードすることでメンバー特典が利用できるようになり、会員限定のセールにも参加できるようになります。また、アプリにはコーディネート投稿アプリ「WEAR」との連携により、ユーザーたちが自由にコーディネートした写真が充実しています。

最後に、実店舗のない企業ではありますが、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のアプリを紹介します。「ZOZOTOWN」は現在、3つのアプリを展開しています。1つは通販アプリ「ZOZOTOWN」、2つ目が古着なども登録販売できる「ZOZOフリマ」、そして3つ目が上記でも取り上げたコーディネート投稿アプリ「WEAR」です。

「ZOZOTOWN」系アプリの大きな特徴は、この3つのアプリ全てに互換性があり、どのアプリからでも購入が可能ということ。そして、あえてアプリを3つの方向性に分けて分割することにより、それぞれのアプリを入り口に購入機会の接点を作るという仕組みにあります。

ファッション業界のO2Oマーケティング事例について解説しました。ファッション業界に限らず、販促アプリはこれからのデジタルマーケティングに欠かせないものとなるでしょう。販促アプリの導入をお考えの方はジョーカーピースまでお問い合わせください。

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