OMOにおけるアプリの役割とは?新しい購買体験を生む事例の紹介!

OMOにおけるアプリの役割とは?新しい購買体験を生む事例の紹介!

近年、インターネットの普及から様々なサービスや技術が生まれています。

そしてその新サービス・技術の発展により、人々の購買行動は多様化しているといえるでしょう。

実際に、従来は実店舗で商品を見て実店舗での購入という流れでしたが、実店舗で商品を見てオンラインで購入する場合や、全てオンラインで完結するなど様々です。

 

そしてもちろんこの購買行動の多様化やデジタルの発展にともないマーケティング方法も変化していきます。

今回はそんなマーケティング法の新常識としてOMOについてご紹介します。

OMOとは一体何なのか、OMOマーケティングにおけるアプリの役割などを実際の活用事例も交えながら解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

OMOとは?

OMOとは一体なにを意味しているのでしょうか。

実は、OMOはOnline Merges with Offlineの頭文字で、オンラインとオフラインの融合を意味する略語です。

簡単にいうと、オンラインで獲得した顧客情報をデータとして蓄積し、顧客にどのような体験をさせるかというマーケティング施策のことをいいます。

このOMOという概念は中国のシノベーションベンチャーズを率いる李開復(リ・カイフ)が提唱したことで生まれたもので、特にキャッシュレス化が進んでいる中国では最も進んでいるマーケティング法です。

実際にOMOマーケティングが普及したのは、キャッシュレス化が進んでいることも影響していますがもう1つの要因は顧客の購買行動の意識です。

従来は「オンライン」と「オフライン」にわけてマーケティングをしてきましたが、私たち顧客はこの「オンライン」と「オフライン」を意識して購買行動をおこしているのでしょうか。

それよりも、自分にとって「お得」なのはどの購買方法なのかという点のほうが重要視し、その方法を選択している傾向にあります。

したがって、分けたマーケティングを行うのではなく、いっそのことオンラインとオフラインを融合したマーケティング施策を行うということが重要になってきたといわけです。

 

OMOの前身はO2O?

OMOの前身ともいえるのはこのO2Oです。

O2OはOnline to Offlineの頭文字でオンラインからオフラインへ、あるいはオフラインからオンラインへユーザーを誘導する施策を意味します。

この2013年頃から2017年頃までは主流のマーケティング方法だったO2Oの施策は、例えばアプリで実店舗で購入の際に使用できるクーポンの配布をすることや、商品やその在庫をインターネット上で確認できるようにして、試着のためにも実店舗に訪れそのまま購入を促すなどです。

O2Oは個人店やアパレルなどの実店舗運営を行っている企業で、施策として打ち出しやすい特徴があるといえます。

 

このO2OからOMOへのマーケティング法の変化は一言でいうと「分断から融合」へのシフトチェンジです。

両者を別々にせず、同一線上にあるととらえてビジネスを展開していくということですね。

 

OMOにおけるアプリの役割

OMOマーケティングは蓄積した膨大なデータを分析し改善活動を細やかに行うことで、お客様にとってより良い体験を創出しご提供し続けることを可能にします。

そんなOMOマーケティングにおけるスマホのアプリの役割を主に2つ紹介します。

 

データ化と分析

1つ目はアプリのユーザーの購買行動のデータ化と分析です。

まずは、アプリ上での閲覧履歴や購入履歴をもとに、ユーザーの傾向を分析します。

そしてその分析に基づいて、クーポンの配布やレコメンド機能に反映させるなどの購買意欲の促進を行います。

ここまでにはオンライン上での情報収集をしてオンライン上での購買につなげる流れです。

しかし、オンライン上だけではなくオフラインでの顧客の購買行動をデータ化する役割もあります。

例えば、オンライン上で配布した実店舗限定のクーポンをどの店舗で利用したのか、どの店舗でポイントを獲得し利用したのかといった実店舗での行動のデータを収集することができます。

これこそ、OMOの特徴でもあるオンラインやオフラインに限定しないデータの情報と収集と分析を可能にしているといえるでしょう。

 

タッチポイントの機会の増加

2つ目のOMOにおけるスマホアプリの役割として消費者であるアプリのユーザーとのタッチポイントの機会の増加をあげることができます。

1つ目のアプリでユーザーのデータ化とそのデータの分析を基にユーザーに合わせたクーポンの配布やプッシュ通知を行うことができます。

特にプッシュ通知に関しては1つのアプリにつき、プッシュ通知を許可しているユーザーは4割前後いるといわれ、そのようなユーザーはアプリの起動回数も、そうでないユーザーに比べると多めです。

そこへプッシュ通知で一押しすれば、サービスの利用や商品の購入につながりやすいというわけです。

更に、店舗の近くを通ったときにビーコンでプッシュ通知を送れるようにすると、クーポンの存在を思い出すことでユーザーはその店に立ち寄ろうと思ってくれるかもしれません。

 

よりプッシュ通知について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事:【完全攻略】プッシュ通知運用を効果的に!無料で使えるおすすめ3選

 

アプリを通してユーザーデータの収集と分析、そしてそれを活かしてタッチポイントの増加をするのは大きな意味を持ちます。

というのも、利用者情報に紐づく売上分析は購買データだけではできないからです。

例えばPOSで取得した購買データにアプリ会員証で取得した会員データを結び付けると利用者の姓年代別の分析や来店回数別の分析も可能になります。

消費者が「モノ消費」から「コト消費」を重視する流れになってきている現代では、店舗でお客様毎の顧客体験を提供・改善し続けることが重要になってくるといえるでしょう

 

新しい購買体験を生む3つの方法

それでは次にOMOマーケティングをアプリで実践している例をご紹介します。

TOUCH-AND-GO COFFEE

TOUCH-AND-GO COFFEE STORE

こちらは「ちゃんと選べて、すぐ受け取れる」をキャッチコピーにした新感覚のコーヒーショップ。

注文方法と受取方法は今までにない画期的な方法でメディアにも注目を集め、一時期朝の9時に完売していたこともあるほどの人気ぶりです。

サービスの利用方法はまず、LINE公式のTOUCH-AND-GO COFFEEのアカウントと友達になりホームページを開きます。

そして注文者の名前などの個人情報と、ドリンクのラベルに印字したい名前の設定をおこないます。

コーヒーはLINEのトーク画面から注文が可能で、好みに合わせた自分だけのカスタマイズをすることも。

コールド・ホットの選択から、ミルクのタイプ、甘さやフレーバーなど豊富な選択肢があります。

そして、受取店舗と受取時間を指定してオンライン上での支払いをおこなったあとは、出来上がりの通知とロッカー番号を受け取り、取りに行くだけです。

 

このサービスの人気なところは自分の好きな名前をラベルに設定できるという点です。

自分の名前でもよし、プレゼントする相手の名前でもよし、自分の推しの名前でもなんでもOK。

そして、店舗で直接渡されるのではなく、指定された小さな冷蔵庫のようなロッカーを探して取りに行くというちょっとした”体験”ができるのもSNSで拡散された理由かもしれません。

 

サントリー TOUCH-AND-GO COFFEE 紹介ページ

 

SHEL’TTER PASS

シェルターパス 公式アプリの事例紹介|MGRe(メグリ)

こちらのアプリは「MOUSSY」「SLY」「AZUL」など、主に女性向けアパレルブランドの展開いていたそれぞれのアプリとECサイトを共通化するというもの。

各ブランドや店舗・ECといったチャネルの垣根を越えたポイントカードを1つにすることに成功し、同社系列店舗すべてで活用できる、まさに「パスポート」と言えるアプリ構築を実現しました。

シェルターパスでは、消費者が店舗へ来店して買い物をした際に、「アプリをインストールすると、本日分のマイルが貯まる」という動機づけをし、会計を待つ間に導入を促しています。

そして消費者の「マイルがもったいない」という考えから、自然な形でインストールを行う流れを作るのみならず、すぐに「ゲスト会員」としてポイントカードが利用できる仕組みを導入したのもポイントです。

また、このアプリではコーディネート情報や着用アイテムの情報などコンテンツも充実させ、これをみた消費者がアイテムを購入するきっかけにもなるでしょう。

 

特にアパレルブランドということもあり、環境や年齢の変化とともに好きなブランドとの距離を置いてしまうこともあるでしょう。

しかしこのアプリを利用する消費者に向けて、個々のブランドファンとのつながりを深めるだけでなく、消費者の変化をとらえ、次におすすめなブランドなどといった「ブランドシフト」を自然な形で促すことも可能にしています。

 

SHEL’TTER PASS 紹介ページ

 

Piece

先ほど、OMOにおけるアプリの役割にでお話しした2つのポイントだけでなく、その他必要な機能を取捨選択できるのがこちらの販促アプリPieceというサービスです。

Pieceは拡張性の高く将来のカスタマイズにも強いので、あなたが望むアプリのイメージを形にすることができるのです。

また、23の豊富な機能から本当に必要なものを取捨選択することで、まずは最低限必要な機能からという始め方もおすすめです。

そしてその後のユーザーの声を反映し新たに機能を追加することも削除することも簡単におこなうことができるの、成長し続けるアプリの導入を可能にします。

具体的な機能としてはクーポンの配布、プッシュ通知、デジタル会員証にポイントカードなどの基本的な機能から、レシート読み込み機能や、順番待ちお知らせ機能などアプリの用途に合わせて選ぶことができますね。

コストは選んだ機能の数の分の費用と管理画面の月額使用料のみなので余計な初期費用などは一切かかりません

まずはお試しに導入してみて、その後の分析結果を参考にアプリ運用を進める「スモールスタート」にはまさにぴったりです。

カスタマイズできるアプリ制作のPiece 紹介ページ

 

まとめ

いかがでしたか。

今回はOMOについて基礎情報やO2Oとの比較、OMOにおけるアプリの役割を活用事例と合わせてご紹介しました。

今や、オンラインとオフラインを区別するのではなく、両者を融合したマーケティングが必要になってくるということが消費者の意識や購買行動の変化からわかります。

消費者の購買体験をよりよいものしていき、競合との差別化を図るためにもいちはやくOMO戦略をアプリで導入してみてはいかかでしょうか。

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