絶対知っておきたい!マーケティングで使える万能フレームワーク5選

絶対知っておきたい!マーケティングで使える万能フレームワーク5選

「マーケティングで使えるフレームワークが知りたい」

そんな方に向けて今回は、マーケティングで使える万能フレームワークを5つ紹介します。

 

マーケティングでフレームワークを使う理由

フレームワークを使うことで「課題を解決する方法を効率的に見つけ出す」ことができます。

これがマーケティングでフレームワークを使う目的です。

 

「集客数を増やしたい」と思っても、何から考え出していいのかわかりません。

しかし、フレームワークを活用することで「考えるべきポイント」が明確になるので何を考えていいのかわからないという状況を避けることができます。

それだけでなく、素早くマーケティング戦略・戦術を組み立てることも可能になります。

 

フレームワークの使用には注意点も存在します。

マーケティング上の課題をフレームワークに当てはめていくだけの作業になってしまうと、良いアイデアや企画が生まれないでしょう。

あくまでも「考えることの補助としてフレームワークがある」という認識しておくことが大切です。

 

また、フレームワークには多くの種類があります。

現在の課題や状況に合っていないフレームワークを選択した場合も良いアイデアや企画が生まれないでしょう。

 

注意点はありますが、そこさえ注意しておけば強力な武器になることは間違いありません。

 

マーケティングで使える万能フレームワーク5選

図を描いている画像

4Pと4C|マーケティングの基本フレームワーク

4Pは下記の4つの要素を表しています。

・Product(製品)

・Price(価格)

・Place(流通)

・Promotion(販売促進)

 

4Cは下記の4つの要素を表しています。

・Customer Value(顧客価値)

・Cost(顧客にとっての経費)

・Convenience(顧客利便性)

・Communication(顧客とのコミュニケーション)

 

4Pと4Cは、販売者と消費者の視点を整理することが目的です。

販売者と消費者、両方の視点から見てどのようなサービス・商品を提供しようとしているのかを整理することができます。

 

下記のように図にすることで簡単にまとめることができます。

 

自社と他社の4P、4Cを分析し調べることで、差別化のヒントを見つけることもできます。

 

PEST分析|課題を発見するフレームワーク

PEST分析は、自社でコントロールできない外部影響(マクロ影響)を分析し、どのような影響が自社にあるのかを把握・予測する分析です。

 

PEST分析は下記の4つの要素を表しています。

・Politics(政治)

・Economy(経済)

・Society(社会)

・Technology(技術)

 

社会情勢や政治動向、技術の進歩、環境など自社ではコントロールできないが、影響を強く受けるものがあります。

それらを把握・分析することで、課題を発見したり、プロモーションのヒントを得るきっかけにします。

 

 

5C分析|戦略を分析するフレームワーク

5Cは、市場環境の分析や自社のポジションを決定するためのフレームワークです。

 

5C分析は下記の要素を表しています。

・Customer(顧客)

・Company(自社)

・Competition(競争度合い)

・Collaborators(協力者)

・Context(ビジネスをとりまく背景)

 

上から3つの要素だと「3C分析」と言いますが、現代ではこれに2つの要素を加えた5C分析が主流になっています。

今回加えられている2つの要素はCollaboratorsとContextですが、それ以外の要素を加えるパターンもあります。

 

 

マンダラート|アイデアを大量に生み出すフレームワーク

マンダラートは、マスを埋めるだけでアイデアを量産できるフレームワークです。

 

マンダラートの基本は、中央にあるメインテーマ(アイデアの核)から、派生するキーワードを周囲に書いていきます。

深く考えず、思いついたキーワードを埋めていくだけでアイデアを広げていくことができます。

 

 

作ったマンダラートの周りにマンダラートを配置することで、さらにアイデアが広がっていきます。

 

 

オズボーンのチェックリスト|自然にアイデアを出すフレームワーク

オズボーンのチェックリストは、その名の通りオズボーンという方が作ったアイデア発想法で、決められたチェックリストに答えるだけでアイデアが生まれるというものです。

 

今抱えているアイデアが「しっくりこない」「もう少し変化を加えたい」そんな時に使えるチェックリストです。

 

下記がチェックリストの項目です。

・転用(転用したらどうなるか?)

・応用(応用したらどうなるか?)

・変更(変更したらどうなるか?)

・拡大(拡大させたらどうなるか?)

・縮小(縮小させたらどうなるか?)

・代用(代用したらどうなるか?)

・置換(置き換えたらどうなるか?)

・逆転(逆転させたらどうなるか?)

・結合(組み合わせを換えたらどうなるか?)

 

自分が抱えているアイデアを、転用すれば、応用すれば、どうなるのかを考えるだけで違ったアイデアが生まれます。