「SEO対策ってなぜ必要なの?」
「コンテンツマーケティングと何が違うの?」
そんな方に向けて今回は、なぜSEO対策がマーケティングにおいて重要視されるのかについて解説します。
SEO対策とは?コンテンツマーケティングとの違い!
「SEO対策」とは、自社の運営するサイトなどを検索結果で上位に表示させるために行う全体的な取り組みのことを指します。
別の言葉で「コンテンツマーケティング」というものがありますが、これは良質なコンテンツ(情報など)を提供しユーザーを育成し、コンバージョンに導く対策のことを指しています。
両者の違いを簡単に言うと以下のようになります。
SEO対策:サイトの内部構造等の最適化により、自然検索のによる訪問率を高める対策。
コンテンツマーケティング:有益な情報や良質なコンテンツを提供することでユーザーを囲い込むこと。
検索エンジンの仕組み
SEO対策の話をする上で「クローラー」の存在は無視できません。
Googleには「クローラー」と呼ばれるプログラムがあり、そのクローラーはウェブに公開されているサイトを巡回して情報を集めていきます。
そして、クローラーは集めた情報をもとに、検索結果に新しいページや更新されたページを反映していきます。
そのため、クローラーがあなたが投稿したページを見にこなかった場合、インデックスされることはありません。
(インデックスとは、クローラーが収集したウェブページの情報を検索エンジンデータベースに保存すること。保存されることで情報が最新の状態に更新される)
つまり、SEO対策ではクローラー対策も必要となります。
主な対策の方法は、ページ内にリンクを張り巡らすことで、クローラーが効率的に重要なページを巡回できる構造にしておくなどです。
SEO対策がマーケティング活動において重要視される2つ理由
1:サイトの集客を増やせる
2:資産になる
1:サイトの集客を増やせる
サイトに来るアクセスの50%は検索エンジンからというデータがあります。
検索エンジン以外にも、いろんな流入経路がありますが検索エンジンが最も強力な流入経路です。
したがって、検索エンジンからの流入を増やすためのSEO対策をすることでサイトへの流入を増やすことができます。
また、SEO対策では短期的ではなく『長期的』に集客をし続けることができます。
ユーザーに求められる良質なコンテンツを作り、サイトを最適化することで検索結果上位に獲得することができれば、そこから継続して集客し続けることができます。
広告などは、一時的な集客効果はありますが、長期的な集客効果は見込めません。
自社の商品が売れ続ける状態を作るためには継続的に集客できるSEO対策は非常に重要です。
また、リスティング広告などによって表示されているサイトより、SEO対策によって上位に表示されている(自然検索結果)の方がクリック率が高いというデータもあります。
広告よりもクリックされやすいという強力なメリットもあるのです。
2:資産になる
SEO対策に取り組むことで、サイト内にコンテンツが蓄積されていき検索結果に上位表示されやすくなっていきます。
また、表示順位は激しく入れ替わることは少なく、一度上位に表示されるようになればその後も上位に表示され続けることがほとんどです。
そうなると、新しくコンテンツを投稿した際もすぐに上位表示されやすくなり、すぐにユーザーの目に届くようになるでしょう。
上記でも少し書きましたが、SEO対策されたサイトは長期にわたって価値を生み出し続けてくれる「資産」としての価値が生まれます。