企業アプリの最新のトレンドを知って成功しよう

企業アプリの最新のトレンドを知って成功しよう

企業が自社の店舗やサービスの顧客を増やすため、自社のアプリをリリースすることは、スタンダードになりつつあります。現在注目が集まっている企業アプリのトレンド事情について解説します。

 

支払いまでできる企業アプリ

2017年、注目されたのは、支払い機能を搭載した企業アプリです。2016年に「Apple Pay」が日本でも導入され話題になったことをきっかけに、決済に関連するアプリ機能が注目され始めています。

現在チェーン店などを含めたほとんどの店舗で電子マネーでの決済が可能になっています。「Suica」「PASMO」などの交通系ICカードで買い物をしたことがある人も多いのではないでしょうか。現金を持たなくても気軽に買い物ができる時代になってきました。

こうしたICカードのアプリ版は早くからリリースされており、電子マネーの先駆け的な存在であった「Edy」も、サービス開始当時から一定のシェア率を保っています。大手ECサイトを運営する楽天も「楽天Pay」の提供を開始し、今後も同種アプリの新規参入が増えると予想されています。

 

健康管理ができる企業アプリ

昨今の健康志向を受けて、健康管理に関するアプリも増えています。生命保険会社の第一生命は、健康増進アプリ「健康第一」を提供。ウェアラブル活動量計と連動して、毎日の歩数などを管理し、生活習慣の改善に向けてアドバイスしてくれます。また、CMでも取り上げられていた「将来の自分」をシミュレーションしてくれる機能も搭載されています。現在の生活習慣を続けた場合、年齢を重ねるとどんな外見になるかをカメラ機能を使ってシミュレーションしてくれます。

また、Googleが提供する「Google カレンダー」がヘルスケア連携機能を実装。期日と目標体重を設定すると、スケジュールの空き時間にジョギングなどの予定を自動的に組み込んでくれます。

健康は世代を超えて関心の高いトピックスです。働き方改革など、心身ともに健全化が叫ばれる世相を表し、今後ますます増加すると考えられます。

 

行動データで分析が可能な企業アプリ

最新の技術を用いたアプリにも注目が集まっています。チャットでの回答やネットの閲覧履歴、GPSによる行動範囲などから行動データを読み解き、分析した結果をユーザーに還元してくれるアプリがあります。2015年に登場したスタイリストアプリ「SENSY」(https://sensy.jp/)は人工知能を搭載したファッションアプリです。チャットでコミュニケーションを取ると、回答からユーザーの好みを分析し、お勧めのファッションコーディネートを提案してくれます。提案される洋服は「SENSY」が提携するECサイトで実際に販売されているものなので、気に入ればその場で購入することもできます。

また、2017年2月にリリースされたGoogleとH&M傘下のIvyrevelが共同開発した「データドレス」は、スマートフォンに蓄積されたユーザーの行動や習慣のデータを元に、その人のライフスタイルにあった一点もののドレスをデザインしてくれます。ビジネスやパーティ、イベントなど、使用シーンを選択することで、TPOに合わせたオリジナルドレスを手に入れることが可能になります。データ収集と分析、デザインには一週間がかかりますが、アプリひとつでこれだけのことが可能になるとは、時代の進歩を感じます。

更に、日本国内外との連携により、スマートフォンのアプリから位置情報を取得して、効果的に広告を配信するサービスも動き始めています。店舗のそばを通った顧客にプッシュ機能を使ってお知らせを配信する機能を持っており、広告を配信する企業が、特定の地域に向けて発信できるよう展開していくのがこのサービスです。国内ではまだ実用化されていませんが、近い将来、企業と消費者間の新しいコミュニケーションの一つとして登場することになるでしょう。

 

女子からの人気を考えた企業アプリ

若い女性を対象としたファッションアプリも根強い人気があります。特定の層に向けた企業のアプローチとして有効であり、特にファッションブランドやアパレル関連企業は、多彩なサービスやユニークなコンテンツを充実させることで支持を得ています。

若者向けファストファッションブランドとして知られるGUは、2016年度のアプリ・オブ・ザ・イヤー2016でブランドアプリ部門の大賞を受賞。自分流のコーディネートを投稿してポイントを獲得する「GU-SHARE」や、関心を持った店頭商品のバーコードをスキャンすることでスタイリングや口コミ情報を取得できる「商品バーコードスキャン」など、SNSを使った自己表現を積極的におこなう若い世代にマッチした機能が人気の一因になりました。

メイク術やおすすめのコーディネートを投稿し、ユーザー間で共有するといったファッション系アプリが増えており、特に「気に入れば即購入できる」という機能がついたものは、その利便性とも相まって、高く支持されているようです。

2017年は、「Apple Pay」の登場による決済系アプリや、関心が高まるヘルスケアアプリ、SNSを中心に発信力を持つ若い女性にアプローチをおこなうアプリがトレンドとなっています。企業と顧客をつなぐ企業アプリとして、顧客の関心を引く機能やトピックスを扱うことが、アプリの認知度や利用数を高める手助けとなるでしょう。

今回は、企業アプリの最新のトレンドについて解説しました。
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