ようやく日本でもデジタル化を推進するようになり、ITや通信技
しかし、このDXとは言
そしてこれを区別するために最近、海外では「AX(アプリ・トランス
今回はその「AXって何?」という疑問に答えるべく、AXの
ぜひ参考にしてみてください。
AXについて
今や、あらゆる業種業態でスマホを利用するようになりました。
レ
そんな中で、ただ従来のアプリをアプリストアで公開するにとどまらず
音楽から考えるAX?
では、そもそもAXとは一体何なのでしょうか。
AXとは、一言で言うと「スマホやタブレットのアプリを活
例えば企業が導入したアプリを通してデータやあらゆるデバイスと連携することができます。
よりイメージがつきやすくするためにも音楽を具体例として紹介します。
かつては生演奏やレコード販売だけだった音楽ビジネスですが、デ
その後、ネット回線の発展によってダウンロード販売やiPodでの音楽の持ち運びが主流になりました。
そして今では、個人の楽曲がネット上で売買されたり、SNSやサブスク
流行る背景
では、AXの概念はわかったけど、「なぜ今、AXが推奨されているの?」
実はテクノロジーの進化にともなうAXはあらゆる分野で進んでいきま
といのうも、多くの専門家が破壊的イノベーションの到来を予測しており、第4
つまり、どの業界の企業もデジタル化だけで十分とはいえず、モバイル機器
そんな中、アプリと何かを組み合わせることで、生産性向上や市場での競争に
自社を競争優位にしていくためにAX(アプリ×○○○)を考えれ
実際に、変化が少ない業
AXの特徴
しかし、実際は「弊社はDXを導入します」という間違った使われ
その理由は冒頭でもお伝えした通り、「デジタル化」とだけ考えると幅広くなりそれをDX!と主張しているからです。
今回の取り扱っているAXは、DXよりさらに狭めた「アプリ」がテーマです。
そんなDXの中でもAXを導入することで一体どんなメリットがあるのか、ご紹介していきます。
メリット
主なメリットは2つあり、まず1つ目は生産性の向上です。
生産性とは、投入した資源に対してどれだけの付加価値を得ることができたかの指標ともいえます。
そして、この生産性を高めるには①そもそもの提供するサービス自体の価値を高めるか、②業務を効率化しコストの削減を行う必要があり、ときにはこの2つを満たす必要もあるでしょう。
例えば、先ほど例に挙げた音楽でみていきましょう。
アプリ×音楽のサブスクリプションサービスの普及から、特に①のサービス自体の価値を高めることに成功しています。
ユーザーは今までアーティストごとにアルバムを購入したり、購入後PCにインストールする必要がありました。
しかしこのサブスクリプションサービスのおかげですぐに、アーティストやアルバム、楽曲を探してボタン一つでダウンロードをしスマホで音楽を持ち運べるようになりました。
また、聞いている音楽の特徴を分析して「おすすめ」が提供されたり、ユーザーが好みのプレイリストの作成・公開もできます。
以上のことからアプリ×音楽のAXは新たな付加価値を与え、生産性を向上したといえるでしょう。
2つ目のメリットは、消費行動の変化に対応したビジネスにつながることです。
スマホ普及率は高く、年代に限らず幅広い層が1人1台はスマホを持つ時代になりました。
なにをするにも、どこへいくにもスマホが必須となった世の中で、スマホの中にインストールするアプリで変化した消費行動にすぐに対応することができます。
例えば、最近はキャッシュレス化が進みたくさんのお店でクレジットカードだけでなくスマホ決済やポイント決済が可能になりました。
その消費行動の変化に対応して、アプリ×財布のAXとして楽天Payや、PayPay、LINEPayが登場しました。
現金で払うよりも簡単に清算ができることや、アプリを通してスマホ決済することでポイントが付与されたりと消費者のとってメリットばかりですね。
このように、「現金で清算」という消費行動から、「スマホのアプリで清算する」という変化にAXは対応し、ビジネスにつなげることができますね。
AX活用の実例
ここまでで具体的なAXの例も挙げながら解説してきたので、なんとなくのイメージはついているかもしれませんがここで改めてAX活用の実例をご紹介します。
アプリ×レジ
スマホでレジというのはその名の通り自分のスマホが専用のアプリを通すことでレジ機能の役割をもつということです。
このおかげで、スーパーでの長い列に並ばずに時間を短縮することができます。
従来のセルフレジのように、まとめてスキャンするのではなくその都度スキャンができるので、買い忘れ防止になるだけではなく、アプリと連携しているのでポイント付与やポイントで購入なんかもできてしまいます。
大手スーパーのイオンでも2020年の2月、限定店舗でスマホがレジになる「どこでもレジ、レジゴー」が導入されています。
こちらは、用意されている専用のスマホを使用していくため、事前にアプリのダウンロードなどの手間がありません。
スマホ画面の「スタート」から買い物が始まり、あとは「スキャン」というボタンを押してカメラを起動してスキャンをしていきます。
すべての登録が終わったら「支払い」ボタンを押しレジゴー専用の読み取り機にあるQEコードを読み込みデータ送信をします。
その後、支払い方法を選択し清算をし買い物終了です。
商品データを送り終えると専用スマホにQRコードが表示されるのでそれを出口の専用スキャナーで読み込むと支払いが完了しているかの確認もできるので非常に便利ですね。
アプリ×デジタルサイネージ
デジタルサイネージとは電子看板を指し、駅ナカや商品売り場の近くなどにもよくあります。
従来のデジタルサイネージは、「一方通行の情報発信」というマーケティング施策で、購買行動を刺激する施策としては不十分でした。
もちろん広告に比べると物珍しさや、動画再生が可能であるため動きのある広告はダイナミックな演出をも可能にし、視認性が高いです。
しかし逆に、一方的な情報の発信をしているため「見せることしかできない」ともいえます。
また、効果がわかりにくいことも懸念点です。
実際にデジタルサイネージを見た人はどれくらいいたのか、それが購買行動につながったのかを判断する材料がないため、「費用対効果」がわかりませんでした。
これを解決できるのがAxサイネージです。
「顧客との会話」を可能にするためにデジタルサイネージのフロント部分にカメラを装備します。
そしてそのカメラを通して、デジタルサイネージの目の前にいる人の年齢や性別など、画像解析を利用して属性を分けることができます。
そんな最新の機能だけでなく、PieceアプリとAxサイネージを活用すると、「今だけ
このクーポン付与やその実際の使用履歴を通して、デジタルサイネージが購買行動につながったのか分析することもできますね。
つまりアプリとサイネージを通して費用対効果もデータ取得だけでなく、One to one マーケティングを可能にし、両方向でのコミュニケーションを実現できるというわけです。
他にも時間、場所、人を限定することで、これまでの「試供品」「試食」「タイムセール」のように人手や手間をかける
デジタルサイネージについてはぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:アプリでデジタルサイネージ!?|見せるだけの広告から対話型の広告へ
まとめ
いかがでしたか。
今回はAXについて、メリットや実際の活用例なども交えて解説しました。
混合しやすいDXとの違いなども理解していただけだでしょうか。
メリットでもお話した、AXの強みは消費行動の変化に対応できるという点ですが今後もAXの活用方法は幅広くなっていくと予想されます。
そのときに重要なのはいかに流行を先読みし、アプリと何を組み合わせればビジネスにつなげることができるとのかを考え実現することだといえます。
アプリと何を組み合わせたらいいのかアイデアが欲しい場合は事
そして、AXで新たな価値を創出しましょう。