今回は、初めてのアプリ開発はフルスクラッチよりハーフスクラッチをおすすめする理由を解説します。
目次
フルスクラッチ・ハーフスクラッチの違い
・フルスクラッチ開発とは、0からシステムを開発する方式です。
・ハーフスクラッチ開発(パーケージソフト)は、すでに出来上がった汎用的なシステムを利用して開発する方式です。
フルスクラッチのメリット・デメリット
0からアプリを開発するメリット・デメリットはこちらです。
フルスクラッチのメリット
・複雑な機能や要件にも対応できる
・追加機能の実装に対応しやすい
複雑な機能や要件にも対応できる
複雑な機能や要件にも対応できるのがフルスクラッチ開発の最大のメリットだと言えます。
0からの開発を行うので極めて自由度の高い開発が可能なので、自分が想像しているデザインや機能を高い再現性で実現できます。
追加機能の実装に対応しやすい
後から「この機能を付け足したい」と思った時に、比較的簡単に追加機能の実装がおこなうことができます。
もちろんシステム全体に影響を与えるような追加機能や改修をおこなうのはそう簡単な話ではありませんが、
影響範囲が限られているような追加機能や改修であれば簡単に対応することができます。
フルスクラッチのデメリット
・開発コストがかかる
・開発期間が長い
開発コストがかかる
0からの開発になるフルスクラッチ開発では、しかたいないことですが開発コストが高額になるケースがほとんどです。
規模や要件によってかかるコストは変わりますが、数百万円という費用は想定しておくべきでしょう。
開発期間が長い
0からの開発になるフルスクラッチ開発はパッケージソフトによる開発に比べ開発期間が長くなります。
ハーフスクラッチ(パッケージソフト)のメリット・デメリット
すでに出来上がった汎用的なシステムを利用して開発するメリットはこちらです。
ハーフスクラッチのメリット
・導入費用を安く抑えることができる
・カスタマイズ次第で自分が望むアプリを開発することができる
導入費用を安く抑えることができる
すでにパッケージとして完成してあるアプリが存在しており、そこにカスタマイズしていく方式なので、0から作るフルスクラッチ開発よりも安く開発することができるのがハーフスクラッチの最大のメリットです。
カスタマイズ次第で自分が望むアプリを開発することができる
もし、自分が作りたいと思う機能が全てパッケージの中に含まれているのであれば、自分が望むアプリを最短、最小コストで開発することが可能です。
とりあえず、最低限の機能だけが欲しいという場合でも欲しい機能は大抵揃います。
ハーフスクラッチのデメリット
・自分が望む機能が導入できない場合がある
・カスタマイズしすぎると保守費用が高額になることがある
自分が望む機能が導入できない場合がある
既存のシステムの範囲内でカスタマイズできるだけなので、どんな機能でも実装できる訳ではないので、自分が欲しい機能を諦めなければならない状況が発生する場合があります。
カスタマイズしすぎると保守費用が高額になることがある
あまりに自由にカスタマイズして、機能を盛り込みすぎると高額な保守費用がかかってしまう場合があります。
まず最初は最低限必要な機能だけでアプリを開発することが重要です。
小さく始めて成功を目指すなら『ハーフスクラッチ(パッケージソフト)』
上記ではフルスクラッチとハーフスクラッチのメリット・デメリットを紹介しました。
初めてアプリを開発するのであればハーフスクラッチ(パッケージソフト)によるアプリ開発がおすすめです。
既存のシステムを利用したテンプレートをもとに作成するため、作業時間の短縮、コスト削減につながります。
また、複数の機能をカスタマイズすることで自分が求めているものに近いアプリを開発することも可能です。
最初の小さくアプリ開発を始めて、上手くいけばもっと凝ったシステムにしていくという流れで開発をするめていくことが、
自由度は犠牲にするものの失敗しても取り返しがつくリスクの低い方法です。
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