Webマーケティング とは?
Webマーケティングとは、その名のとおりWeb上で行われるマーケティングのことです。
では、マーケティング とは何か?
マーケティングという言葉は人によって解釈の違いが多い言葉ですが、
筆者が考えるマーケティング とは「もしドラ」でも有名なピーター・ドラッカーが定義する「マーケティング」です。
マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。
マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることであるピーター・ドラッカー
少し言い換えると「売り込まなくても勝手に売れる仕組みを作る活動」と言えます。
Wikipediaでは以下のように説明されています。
マーケティングとは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
マーケティングの効果と必要性
マーケティングを行う大きな理由は、限られたリソースを有効活用するためにできる限り無駄なくビジネスを展開していくためです。
人の生き方が多様化している現代において、過去の大企業のように大々的に広告を流しとにかく安く売るという手法では商品やサービスが売れなくなってしまいました。
そこで、企業側が市場の多様な価値観に合わせてビジネスを展開していくためにマーケティングを行ないます。
また、マーケティングをする中で得られたデータ(顧客情報、市場の分析の情報etc…)はその後のビジネスに役立つことでしょう。
Webマーケティングの施策
SEO
SEOとは「検索エンジン最適化」の略で、Googleなどで検索したとき自社サイトが上位に掲載されるようにするための対策のことです。
検索順位を高めることで自社が届けたい情報がより多くの顧客に届けることができます。
2017の検索順位別のクリック率
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
検索順位が1位と10位では約20倍のクリック率の違いがあります。
1位の場合、5人中1はサイトを訪問してくれるということになります。
自社のサイトにSEO対策を施しアクセス数のアップを目指し資料請求や問合せ、商品の注文のコンバージョン率を高めていくこと目指していきましょう。
SNS広告
Facebookやinstagram、TwitterなどのSNSに広告を配信するマーケティング施策です。
(ちなみにFacebookとinstagramは運営会社が同じなので、同じ管理画面から広告を配信することができます。)
なぜ、SNSを使うのかというと、広告を配信後その広告が連鎖的にシェアされていく仕組みがあるからです。
もちろん魅力のない配信はシェアされないので、魅力的なコンテンツを生み出すことが求められます。
SMM(ソーシャルメディアマーケティング)
Facebookやinstagram、TwitterなどのSNSを介して企業が顧客に向けてアクションを起こすマーケティング手法です。
SNS広告とは違い、自社でアカウントを運営していき顧客に向けて商品やサービスをアピールしていきます。
話題性のある、魅力的な投稿であれば、顧客同士の口コミやシェアにより情報が一気に拡散される可能性があります。
また、SNS広告のような一方的な配信ではなく、顧客側からも情報を発信することができるので、企業と顧客の距離が近くなり信頼関係を築くことができます。
アドネットワーク広告
Web上にある複数の広告媒体(ブログ、SNS、Webサイトetc…)を集めて広告配信用のネットワークを作り、その媒体に対して広告をまとめて配信する仕組みのことです;
主要なものに「Google Adsense」があります。
アフィリエイト広告
アフィリエイト 広告は、ブログやWebサイトなどに(自社のサービスの購入につながる)リンクを貼ってもらい、
そのリンクを経由して購入や申込が発生した場合にリンクを貼ったを媒体(個人ブログ、企業のWebサイトetc…)に対してリンクを貼ってもらった広告主が報酬を支払うという成果報酬型の広告のことです。
リスティング広告
リスティング広告とは、Googleなどの検索結果の中にある広告表示枠に自社のサイトを表示してもらえる広告のことです。
Google広告やYahoo!プロモーション広告が有名なサービスです。
お金さえ払えば、簡単に上位に自社のサイトを表示してもらえるので、SEO対策をするより早くアクセス数が一気に伸びますが、
料金に見合うマーケティング効果を出せるように計画を立てて実行する必要があります。