どんな企業でも、ビジネスとして利益を売上を上げるためには現状の売上の把握や今後の見通しは明確であるほうが望ましいですよね。
また、顧客によって異なるマーケティング方法で販売促進を行う場合もあります。
そんなとき、売上や顧客ののリストをもっと簡潔に管理したいと考えたことはありまんか。
今回は管理の方法とメリット、おすすめのアプリ、実際に顧客管理アプリをご利用して正解した事例をお話してきます。
簡単に顧客と売上を管理する方法
顧客管理アプリは、現在多くの企業や事業者が注目を集めています。
手書きの帳簿からエクセル管理、そして今では、クラウド上へと管理の場所を変えながら進化しています。
アプリを活用する
最近はスマートフォンやタブレットの普及の影響で様々な売上・顧客を管理するアプリがリリースされています。
アプリをインストールするだけですぐに管理ができるという点も非常に便利なポイントです。
クラウドサービスを活用する
クラウドサービスを利用した管理システムは、スマートフォンやタブレットが壊れたりネット回線がダウンした際もデータを失うことがなく、すぐに業務復旧ができるのが大きなメリットです。
店舗のデータをクラウドで共有することができるので、複数の店舗の管理にも向いています。
売上・顧客管理サービスを導入する際のメリット
売上・顧客管理サービスがなぜこうまでして注目を集めるようになったのか。
4つのメリットをあげて解説します。
簡単一括管理
売上・顧客管理アプリは顧客の基本情報(年齢・性別・エリア・性格・好み)や販売履歴(営業訪問履歴・希望・要望・苦情)、展示会来場回数やセミナー参加歴なども一括で管理ができます。
また、今までは担当者しか知りえない些細なこともアプリを利用することで社内の人たちにすぐに共有できるのも魅力。
持ち運びの自由度
アプリならいつでも持ち歩くスマートフォンのなかにあるので、従来の紙媒体での資料を持ち運ぶ必要がなくなりました。
例えば、出先で会社の人に電話で尋ねる必要も、手帳に書き留める必要もなくなったというわけです。
時間や場所を問わないため、出張先や自宅残業のときにもすぐに確認可能であるためわずらわしさのない、スマートな閲覧が実現します。
顧客情報の共有
顧客管理アプリはCRMと呼ばれるシステムを採用するものがほとんどです。
主にクラウドサービスとして活用されるので、社内の誰でも情報にアクセスでき、情報の周知徹底を図ることができます。
例えば、大きな取引先の社長が来社予定になっていれば、営業はそれまでの準備を。総務は手土産や食事の手配を。広報は広報紙用の撮影準備を。
といったようにそれぞれに必要な仕事が1つのアプリから読み取ることができます。
分析
紙媒体では計算に時間がかかっていた、顧客分析が可能になります。
どの顧客にどんなアプローチが有効なのか
どのくらいのスパンで訪問する必要があるのか
最近脚が遠のいてしまっている顧客はいないか
メルマガ配信の顧客先はどこの誰が有効だったのか
など、より効果的なアプローチができるようにデータを参考にできます。
これらのデータを参考に自分自身の成長戦略に役立てる意識をすれば、企業全体の個人の営業スキル・行動スキルを磨き上げることもできるのではないでしょうか。
売上・顧客管理サービスのおすすめ
現在、売上・顧客を管理するサービスの種類は数えきれないほど存在しています。
その中でも目的にあったものを活用していくといいでしょう。
(iPhone、iPad向けアプリ)
月別の売上のグラフと一覧を確認することができます。
来店数や購入額の総額を確認できます。カレンダー機能もあり、履歴や予定も確認できます。
顧客情報も「新密度が高い順」、「金額が高い順」、「来店しやすい曜日」など細かく分析して確認できます。
(iPhone、iPad向けアプリ)
簡単にグラフを作ることができるアプリです。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど種類も豊富で、合計や平均を自動的に計算してくれます。
売り上げの管理だけでなく、サイトのアクセス数の管理にも使えるでしょう。
グラフを使って数値を管理するにはぴったりのアプリです。
多言語に対応!「Salesforce Sales Cloud(セールスフォースセールスクラウド)」
セールスフォースは約20ヵ国の言語に対応し、海外進出をはかりたい企業などが数多く利用している顧客管理アプリです。
案件管理や進捗状況を簡単に把握できるようにし、顧客情報の管理に大変便利です。
さらには、売上分析などを手軽にし、顧客情報管理、案件管理、営業担当者に必要な参考資料やレポートなどを共有し一括管理できます。
多様な職種に合わせたテンプレがある「kintone(キントーン)」
顧客情報の素早いやり取りが可能になったアプリです。必要なシステムを、いつでもどこからでも組み立てられるサービスになっています。
顧客データの閲覧や編集はもちろんですが、データの追加や写真の添付なども簡単に利用できます。
変更等があれば一斉通知してくれるので、大切な情報の変化にもしっかりついていけるアプリになっています。
ユビレジは、指一本でレジとして操作でき、世界で2万以上の企業で採用されている全世界初のiPadで利用できるPOSレジシステムです。
店頭の場所を取らずにシンプルな会計のスタイルが人気となっています。
レジ締めや売上管理といった毎日の業務の効率化が可能です。
サンサンは名刺管理の顧客管理アプリです。
写真を読み込むだけで様々な情報を管理することが可能になっており、情報入力の手間も省ける画期的なアプリです。
正確な情報管理が売りですので、売上アップにつながるビジネスチャンスを見つけられます。
まとめ
今回は、アプリとクラウド型店舗管理システムを使った、売上や顧客情報の簡単な管理方法をご紹介しました。
各企業にあわせて顧客管理のスタイルも大きく異なります。
アプリとクラウドのどちらのメリットが自社に適しているのかも考えて、効率的に店舗管理をできれば経営の助けになりますし、自社の顧客管理を持つことで、他社に負けない戦略が見えてくるかもしれません。