iPhone用アプリをApp Storeに登録する方法と注意点を解説

【完全攻略】iPhone用アプリをApp Storeに登録する方法と審査時間短縮のコツ!

やっと完成したアプリのリリース方法をご存知ですか?

リリースするにはiOSならApp Store、AndroidならGoogle Playの審査を受けなければいけません。

 

そこで今回は、登録が複雑なiOSアプリリリースの手順をご紹介します。

公開準備からアップロード、審査までの手順の確認と、短期間で公開するための方法を確認していきます。

 

また公開後、たくさんのアプリの中からユーザーに見つけてもらえるのか、不安に感じる方は多いでしょう。

ユーザーの目につくことができるように、上位表示を左右するキーワードの選定方法記載しているので、アプリのダウンロード数アップにぜひ役立ててください。

 

アプリリリース申請準備

アプリリリースの申請準備を行う前に、アプリ動作や内容確認を行いましょう。

 

  • デザインや動作確認
  • テスト課金(Testflightで行えます)
  • アプリ機能の説明表記

 

これらはアプリ審査を通過しやすくするためにも徹底するといいでしょう。

そしてここからが審査を申請するために必要な準備です。

 

申請に必要なこと

Appleのロゴマーク

1.Apple IDを準備

Appleのサービスを利用するために、事前にApple IDの登録が必要となります。

すでに個人で取得している場合でも、開発用と分けるために新規で取得しておきましょう。

こちらから日本語表記でApple IDの作成が可能で、基本的にメールアドレスと任意のパスワードという組み合わせです。

 

2.Apple Developer Programへ登録する

次に登録しておく必要があるのが、Apple Developer Program

ここからは英語表記になり登録には年会費が必要ですが、登録することでアプリの開発・配信が行えるようになります。

証明書やアプリの生成など、iOSアプリを配信するのは必須のツールでしょう。

個人の場合、登録に追加して作業する必要はありませんが、組織だとAdmin以上の権限が必要になります。

 

3.プロビジョニングプロファイルを準備

Apple承認の開発者であること、悪用されたものでないことを証明するのに必要なものです。

Apple Developer Programにアクセスした状態でXcodeより配布用証明書を作成します。

そしてプロビジョンニングプロファイルでApple IDと配布用証明書を指定しておきましょう。

 

4.iTunes Connectに情報を登録する

iTunes Connectは、Apple Developer Programに登録したメンバーが、アプリを管理するためのツールです。

プラットフォームやプライマリ言語など、リリースの度に基礎情報の登録が必要となります。

その他、アプリ内課金や銀行口座、リリース後のアプリのページに表示される価格App情報を入れておきましょう。

 

 

アプリ情報

ノートパソコン

アプリ情報は上記のiTunes Connectで登録しますが具体的な内容はこちらです。

 

アプリ名

30文字以内で付けられ、同じく30文字以内のサブタイトルを付けるとiOS11以降で表示されます。

ただし既に他のアプリで使われていたり紛らわしかったりする名前はリジェクトの対象です。

 

カテゴリー

「ビジネス」や「ファイナンス」など20種類以上の中から選択します。

さらにサブカテゴリーの指定も可能です。

 

アプリの説明文

4,000文字以内でアプリの概要や使用方法などを説明します。

Apple社だけでなくユーザーにとっても分かりやすい説明でなければいけません。

iOS11以降で表示できる170文字以内のプロモーションテキストを設定することもできます。

 

アプリの価格、レーティング

ここでいう「レーティング」とはアプリを利用できる年齢制限です。

4+、9+、12+、17+の4種類があります。

ユーザー側はあるレーティング以上のアプリをインストールできない設定ができるのです。

アプリの内容によっては高めに設定しておかないとリジェクトされる恐れがあります。

 

検索ワード

App Storeの検索でアプリに引っ掛かるワードの設定です。

関係性の薄いワードを設定するとリジェクトされます。

 

サポート用のサイト

アプリに何らかの問題が発生したときの窓口となるサイトのURLです。

APP STORE用のアイコンサイズは1024×1024でJPEG、TIFF、PNGに対応しています。

 

スクリーンショット

アプリの画面のスクリーンショットです。

かつては歴代のiPhoneやiPadに採用された画面サイズすべてのスクリーンショットを用意しなければいけませんでした。

現在ではiPhoneなら5.5インチ、iPadなら12.9インチのスクリーンショットを用意すると、画面サイズに合わせて自動的に調整してくれます。

 

メールアドレス、電話番号

Apple社からの連絡用で一般公開はされません。

 

アプリのアップロード

スマホのホーム画面

アプリリリースの事前準備が整ったら、いよいよアプリのアップロードです。

アップロードの手順を追って紹介します。

 

1.Xcodeでアプリのアップロードをする

作成したアプリは、Xcodeでアップロード処理する必要があり、対象のプロジェクトをArchive(アーカイブ)しましょう。

実行するとArchives organizerが開き、Apple Storeにアプリのアップロードができます。

アップロードを選択したら、Distribution options、signing optionを選択して次へ。

これでipaファイルの作成や署名などが処理されます。

処理後、確認画面が表示されるので証明書やプロファイルなど問題がないか確認しApple Storeへのアップロード処理を完了させましょう。

 

2.iTunes Connectでアップロードアプリを確認する

Xcodeからアップロードをすると、iTunes Connectでアップロードの処理がはじまります。

マイAppからアップロードしたアプリを選択し、ページを表示しましょう。

アクティビティよりビルドが確認でき、アップロード作業を終えたばかりは、処理中と表示されるはずです。

アップロードから30分ほどすると処理が完了し、メールでアップロード処理が終わったことの報告があります。

アプリのアップロード手順はこれで完了です。

 

アプリリースの申請

アプリのアップロードが完了したら、アプリの審査段階です。

アプリストア公開までの審査では、次のようなポイントチェックがあり、注意点もあります。

もし審査に落ちてしまっても再度申請できるので、どのポイントで引っかかってしまったのか考えながら修正してみましょう。

審査基準

公式に定めている審査基準は大きく分けて5つです。

 

・安全性
・パフォーマンス
・ビジネス
・デザイン
・法的事項

 

法的事項については次に詳しく説明します。

 

またほかにも多くのガイドラインが定められているのでこちらから確認するようにしてください。

 

注意点

ビックリマーク

アプリの開発・公開は、必然的にさまざまな法律に関係し、 意図せず法律に触れてしまうことは少なくありません。

アプリ開発で注意したい法律について確認しましょう。

 

著作権・位置情報に関する法律

アプリのデザインは、基本的に著作権があり、法律によって守られています。

当然既存のアプリをそのまま使うのは著作権侵害です。

 

また個人情報の保護に関する法律で、位置情報は個人情報に該当するとされています。
位置情報をぞんざいに扱うのは、トラブルに発展しかねない行為です。

 

出会い系アプリ

出会い系に関しては、出会い系サイト規制法という法律が定められています。

届出はもちろん、運営者側は利用者が児童でないかの確認義務、禁止行為での措置など、健全なサイト運営のための法律です。

運営者だけでなく、利用者にも法的な制限があり、アダルトな内容の書き込みは規制されています。

実際にアプリ公開にあたって、利用者の不適切な書き込みがあったため、公開が却下された例も存在するのです。

 

オンラインゲーム

スマホアプリでは、オンラインゲームで課金するシステムなどが増えています。

そこで注意したいのが、特定商取引法による表示義務資金決済法による表示、あるいは景品表示法です。

過大な表示や誤解を招く表示があるなど、不適切な表示であった場合審査が却下される可能性は高いでしょう。

合わせて課金システムなどを導入している場合は、アプリ終了後の対処についても考える必要があります。

告知もなしにアプリのサポートを終了する場合、損害賠償問題に発展しかねません。

 

利用規約

CTA

アプリの審査を無事通過するには、アプリの利用規約にも注意する必要があります。

他社の利用規約やテンプレートを模範するだけでは、必要な項目が盛り込まれていない可能性もあり、トラブルになりかねないので、アプリにあった利用規約を考える必要があります。

 

利用規約の書き方についてポイントごとに注意点を確認してみましょう。

 

定義について

同じようなサービスの利用規約を参考にしつつ、専門的な部分も補完し、しっかり網羅するようにします。

 

規約への同意と変更に関して

特に未成年者に関する部分は重点的に、規約への同意はトラブルを回避する意味でも明確に記載しておく必要があります。

規約への変更に関しては、運営者の判断で変更できるような文言をつけておくと良いです。

 

個人情報について

個人情報を取り扱う場合は、プライバシーポリシーとして個人情報の取り扱いについて明記する必要があります。

 

免責条項について

サービスの停止などに関わる事項です。

トラブルが起きた場合の賠償責任を免除する内容で、しっかり記載していないと無効になる可能性があります。

 

連絡先の明記

トラブルなどがあった場合の連絡先の記載、連絡方法の明記もしておきましょう。

アプリ開発では、アプリの内容以上に、アプリを公開した後のトラブルなどもしっかり想定した上で開発することが大切です。

 

 

前提となるアプリ公開に向けての審査基準はもちろん、法律面、規約面に関してもしっかり確認して準備しておきましょう。

 

アプリを作ってリリースするための準備や申請は意外と時間がかかります。

また法律も関係してくるのでもっと簡単にアプリを作って公開したい!というときには、アプリの開発・リリースを委託してしまうこともできます。

JokerPiece株式会社はアプリ制作のプロです。

アプリ発注をした際に弊社でできることや、過去の制作例、実績など資料にてご覧いただけます。

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審査にかかる時間

時計

そもそもアプリの審査にかかる期間は、Google PlayよりApp Storeのほうが長めです。

というのも、App Storeの審査は人間の手によって行われており、審査の内容もガイドラインにある通り様々なチェック項目があります。

これらを1つずつ検証するには期間が必要で、申請が殺到しているときは審査が始まるまで数日ほど待たされる場合もあります。

 

なるべく早く審査を通過するには?

それでもできるだけ早くアプリをリリースしたいという気持ちがあると思います。

 

Apple社が公開している一般的なアプリケーションの却下理由 によると、アプリがリジェクトされる理由は大きく分けて以下の3つです。

 

・不具合がある
・基準を満たしていない
・Apple社への情報提供が不十分である

 

公開を急ぐあまり手抜きをしたり適当に済ませたりすると、かえってタイムロスになりかねないので、やはりガイドラインのチェック項目をクリアしているかの事前確認は鉄則です。

 

他にも初審査のアプリは時間がかかり、アップデートのように2回目以降の審査であれば短期間で終わる傾向があるようです。

またApple社は土日(現地時間)の審査を行っていないので、週明けの月曜日に申請すると待ち時間を短縮できるでしょう。

 

あらかじめアプリのリリース日が決まっている場合は、こうしたApple社の傾向に合わせてスケジュールを組むと余裕を持って制作していくのがいいですね。

 

 

便利なサービス

 

アプリリリースのための審査の進行状況はiTunes Connect上でも確認できますが、ずっと見守るのは非効率です。

ステータスが変わるたびに登録したメールアドレスに送られてくるメールを見落とさない為にもこちらのサービスを活用してみてください。

 

ITUNES CONNECT

 

iTunes Connectのアプリ版で、審査の進行状況を確認できるだけでなくプッシュ通知を有効にするとステータスが変わるたびにスマートフォンへ通知が届きます。

これで審査に通過しても、逆にリジェクトされてしまってもすぐに対処できるでしょう。

 

 

Average App Store Review Times

 

こちらのウェブサービスはiOSアプリの場合、過去2週間の平均審査日数を表示してくれるものです。

Apple社が公表しているデータではなく、実際に審査を受けたユーザーのツイートが元になっていて「#iosreviewtime」または「#macreviewtime」というハッシュタグがついたツイートをAverage App Store Review Timesが集計している仕組みです。

 

ただしこの期間はあくまでも平均であり、ページ内にある「Raw Data」をクリックすると審査に2週間以上かかっているユーザーがいるなど、バラつきがあります。

参考程度と捉えたほうがいいでしょう。

 

アプリリリース後

突出しているようす

やっとの思いでアプリの申請が終わりリリースされることになったはいいものの、実際にユーザーに認知されなければ意味がありません。

 

そこで重要なのは「app storeでアプリが上位表示されているか」です。

これによりアプリがユーザーに届きやすくダウンロード数が大きく変化します。

 

具体的にアプリリリース後の流れは以下の通りです。

 

1.app storeのおすすめ新着Appの欄に表示される
2.アプリのダウンロード数が一時的にアップ
3.新着Appの欄に表示されなくなる
4.ダウンロード数が大幅にダウン

 

この大幅ダウンを防ぐためにアプリを上位表示させることが大切になるということです。

では、そのアプリを上位表示させるために取り組むべきことは、「ASO対策」です。

 

ASO対策

アプリでユーザーとの接点を多くするためにもASO対策をすることが重要です。

ASOとは「App Store Optimization」の略称で、App Store内で検索上位になるように改善し、 潜在ユーザーに見つけてもらうように最適化を図ることです。

インターネットにおけるSEOをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。

そしてその肝となるのが「キーワード選定」です。

 

キーワード選定

キーワード

キーワード選定を行う際は、まず思いつく限りサービスに当てはまるキーワードを挙げましょう。

その中からピックアップして、AppStoreの検索フォームに入れた際、 キーワードの後ろに出てくる関連ワード、すなわち「サジェスト」を調査します。

サジェストはユーザーの検索数やダウンロード率を考慮して表示されるため、 ユーザーの検索意図やアプリのダウンロードにたどり着くまでのプロセスを知ることができます。

それらすべて合わせて再度適切なキーワードを選んでいくという流れになります。

 

まとめ

いかがでしたか。

アプリをリリースするための一連の流れを詳しく理解できたのではないでしょうか。

リリースできるようになるための審査も重要ですがキーワード選定がその後の認知やダウンロード数に大きくかかわることがわかりました。

最近ではキーワードだけではなくアプリがどの程度使われ続けているかというアクティブ率も重視されるようになっています。

アプリを制作し、リリースするための審査を通過して終わりではなく、レビューをしっかりと確認しアプリの改善を日々行うことで、対策を行っていきましょう。