「常連客を増やしたい」
そんな方に向けて今回は、常連客が増えない理由から常連客を増やす方法を紹介します。
なぜ常連客(リピーター)になってくれないのか?
「なぜ常連客になってくれないのか?」
その問いに対する答えはとても単純で『お店のことを忘れているから』です。
「お店の接客が悪かった」「商品の品質がよくなかった」などお店に対する不満から再来店しないという場合もありますが、
それ以上に「お店のことを覚えていない」から来店しないという理由がほとんどです。
例えば、あたなが「本が欲しい」と思うとします。
このときに頭に浮かぶ本の買い方は「大型の有名書店」「近所の本屋」「Amazon」くらいでしょう。
この中に一度だけ行ったことがある本屋が候補にあがる確率は低いです。
なぜなら、覚えていないので候補あげることができないからです。
基本的には何度も利用しており馴染みのある本屋の中から買う場所を決定するはずです。
つまり「お店に対して特に不満はないが、覚えてないから行かない(行けない)」この問題さえ解決さえできれば常連客を増やすことができるでしょう。
よって、常連客を増やすポイントは「記憶に残るお店にする」「お店を思い出してもらう」です。
記憶に残るお店にする方法
・購入時の満足度が高いお店
購入時の満足度は「安く商品が買えた」や「おまけしてもらえた」「誰かに紹介したいくらい美味しかった 」など『買って得をした』感じさせることができれば強く記憶に残るお店になるでしょう。
逆に『買って損をした』と思われれば、記憶には残るでしょうが次回の来店は見込めなくなります。
・再来店のメリットを伝えられるお店
ポイントカードやクーポンを渡し再来店のメリットを伝えることで「また、このお店に来よう」と思ってもらいお店のことを覚えてもらえます。
ポイントカードやクーポンは財布の中に入ったままになることが多いので、財布を開くときにお店のことを想起してもらうこともできます。
もちろん、ポイントカードやクーポンはどこのお店でも配られているので、貰ったお客さん全員が「また来よう」と思うということはないでしょうが、何もしないよりは再来店が増えることは間違いないでしょう。
ポイントカードに関連する記事はこちら
ポイントカードの導入でリピーター(常連客)は増えるのか?どんなお店で効果が出るのか?
お店を思い出してもらう方法
・プッシュ通知、メルマガ、ダイレクトメール(DM)
来店中のお客さんに何かしらのアクションを起こすことは容易ですが、
お店の中にいないお客さんに何かのアクションを起こすのはとても難しいです。
難しいですが、できない訳ではありません。
『プッシュ通知』『メルマガ』などの方法を使い携帯にメッセージを届ける方法と、個人の家に広告やカタログを送るダイレクトメール(DM)を使う方法があります。
(TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)とは別のものです)
これらの方法でメッセージをお客さんに届けることで、お店のことを思い出してもらうきっかけになります。
しかしながらどの方法を採用するにしても問題が発生します。
・プッシュ通知の場合は、アプリのインストールしてもらう。
・メルマガの場合は、メールアドレスを聞く。
・ダイレクトメッセージの場合は、住所を聞く。
どれもハードルが高く難しいですが、方法はあります。
会員登録(メールアドレスや住所が必要)をしてくれたら『特典がつく、お得に買い物ができる』
店舗アプリをインストールしてくれたら『アプリ内でクーポンが発行される』
などとメリットを提示することで問題を解決することができるでしょう。
(※個人情報の取り扱いには注意が必要です。)
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